「ミーティングって意味ある?」とか言ってるうちは絶対伸びない【野球部の「心 技 体 生活」をコンプリート】

ミーティングって意味ある?とか言ってるうちは絶対伸びない チーム作り

ミーティングって意味あるのかな…?

その時間、練習しといたほうがいんじゃないの?

こんな疑問を解消します。

こんにちは! たまいひかる(@siawasebaseball)ですっ!

突然ですが、ミーティングって好きですか?

僕は、結構好きです。

ミーティングの意義を理解しているし、おもしろいと思います。(内容にもよりますが)

しかし、一般的には、ミーティングは退屈で、「正直、あんまり…」という意見も多いのではないでしょうか。

つまらない内容なら、退屈で当たり前です。

でも、「ミーティングをやらない」「ミーティングが嫌い」というのは、野球がうまくなる上で、かなり、もったいないです。

実は、ミーティングで野球はうまくなれるし、ミーティングでしか、鍛えられない能力(分野)があります。

今回は、そんな「ミーティングの意義」について解説。

チーム、自分の力を伸ばしたいなら、ミーティングを軽視するのは、控えめに言ってナンセンス。

この記事を参考にして、「心 技 体 生活」をコンプリートしましょう。

記事の内容

・ミーティングの意味

・最大限、意味のあるミーティングにするには

記事の信頼性

自身も、チームも、ミーティングのおかげで強くなったことを実感

ミーティングの意味

ミーティングで発言しようとする人

さっそく、ミーティングの意味を解説していきます。

・心を鍛える

・生活を鍛える

・チーム力を鍛える

「心」を鍛える

まず、ミーティングの大きな意味の一つは、「心を鍛える」です。

野球に限らず、スポーツの実力を構成する要素として、「心技体」はよく言われるところ。

このうちの「技」、「体」については、普段の練習で鍛えられますが、「心」の部分を鍛えるのがミーティングです。

「練習でも、「心」は鍛えられる」と感じるかもしれませんが、練習中は、どうしても意識が「技」や「体」に向いてしまいます。

結果、「心」も強くなっているかもしれませんが、練習の第一目的に、「心」の強化を置く人は少ないでしょう。

ミーティングでは、

・お互いの考えを知る

・監督、キャプテンの目指す野球を知る

・意思統一ができる

・モチベーションを上げる

・目標設定をする

・グラウンド以外の話をする

など、「心」の強化に本腰を入れて取り組めます。

ミーティングで、聞いて、話して、考えることで、確実に「心」は強くなっていきます。

他の人の考えを学んで、自分の考えを発信して、練っていく。

これが、「心」を鍛える一つのプロセスです。

ミーティングを軽視することは、「技術と体力さえあれば、野球に心はいらない」と言っているのと同じです。

以前の僕もそうでしたが、みんな、技術や体力のこととなると、貪欲だし、めちゃくちゃ練習するのに、

「心は鍛えてますか?」と聞かれても、何も言えないのです。

これでは、もったいないですよね。

「生活」を鍛える

僕のチームでは、「心技体」に加えて、「生活」も、同格に大切な要素として、教わりました。

「生活」が整わなければ、応援されにくいし、「技」や「体」も「心」や「生活」あって初めて、整うものだからです。

ミーティングでは、そんな「生活」も鍛えられます。

グラウンド外の話など、野球のプレー以外の話も、ミーティングではすることになるでしょう。

「生活」は普段、誰も見ていないところで、整えていかなければなりません。

そんな「生活」の指針を決めたり、お互いに確認し合ってモチベーションを上げていくのは、ミーティングが担う役割の一つです。

チーム力を鍛える

ミーティングでの意思統一は、チーム力の向上に直結します。

「チーム力」は、個人の力よりはるかに大きく、無視できません。

意思統一は、思っている以上にできていないし、難しいので、ミーティングで鍛えるのがオススメ。

チーム力については、下記の記事を。

最大限、意味のあるミーティングにするために

学校でのミーティングの様子

では、このような、ミーティングの意義を最大限に生かすには、何が必要なのでしょうか?

僕は、形式を工夫することが、一つ、大切だと考えます。

下の形式のうち、複数を組み合わせたりして、一つに偏らないように。

・試合の反省

・議論

・意思統一

・セミナー

試合の反省

「ミーティング」のイメージで一般的なのが、「試合の反省」ではないでしょうか。

僕は、大学に入るまで、ミーティングはこの形式しかないと思っていました。

試合後とかに、スコアを見ながらやる、アレですね。

ただ反省しても、効果は微妙なので、後で書く「議論」や、「意思統一」の性質を入れながら行なうと、ベター。

議論

色んな議題に関して、「議論」するのは、効果的なミーティング形式の一つです。

「チーム方針をどうするか」、「決め事を作る」、などですね。

何かに対して、意見を戦わせることは、「心」や「生活」を鍛える上で、とても重要。

「試合の反省」も、意見を出し合って主体的に取り組めば、次につながる、いいミーティングになるでしょう。

また、ポジションや、学年の垣根を越えて意見を出し合えるのも、「議論」のいいところ。

とにかく、お互いに考えていることを知って、理解するのは、チーム力向上にもつながります。

意思統一

チームやポジションの「意思統一」も先ほど書いた通り、大切。

僕は、大学のとき、チーム内の考えがバラバラで弱かった時期を経験しました。(4回生春)

それを受け、チーム全体、少人数のミーティングを夏以降、週2、3くらいのペースで行ない、意思統一を図りました。

結果、秋はリーグ優勝できたのですが、意思統一は思っている以上に難しいです。

「自分が知っていることは、みんなも知っている」、「自分の普通はみんなの普通」という思い込みが、誰しもの中にあるので、実際はバラバラなのに、意思統一の必要性が軽視されがち。

ぜひ、積極的にミーティングを開催しましょう。

セミナー

「セミナー」形式のミーティングは、新しい知識を入れたり、指導者、キャプテンの野球を知るのに有効です。

「セミナー」とは講義形式のことです。

学校の授業のように、プレゼンターが大勢に向かって、話すのをイメージしてもらえれば。

僕は、高校生のとき、今の大学に見学に来たことがありました。

その時、ちょうど開催された、監督によるセミナー形式のミーティングに衝撃を受けました。

志望の決め手のひとつになった、と言っても過言ではないくらい。

プレゼンターによりますが、ミーティングによる成長のポテンシャルはこの形式が一番かも。

大学に入学して、一番最初のミーティングの中身はこちら ↓

プロ野球選手を目指すということ【ベンチ外だった僕が、大学で15勝できた理由】

まとめ

要は、以上の形式のうち、一つに偏ると、もったいないので、いろんな形でやりましょう、というのが、この項で言いたかったことです。

「試合の反省」だけでなく、意見を仰いで「議論」をセットにしたり。

監督の「セミナー」形式で、目指す野球の方向性を定めて、チームの「意思統一」をしたり。

そんなやり方をしていくと、ミーティングの力を最大限、享受できるのではないでしょうか?

【「ミーティングって意味ある?」とか言ってるうちは伸びない】 まとめ

まとめで理解しました

「心 技 体 生活」のコンプリートのために、ミーティングは必須です。

「今まで、「技」、「体」ばっかりだった…」という人は、ぜひ、ミーティングに対する態度を変えてみて下さい。

形式の工夫にも取り組めば、さらにgoodです。

こういう、技術練習でないところにも、真摯に取り組める人は、伸びる可能性大ですね。

頑張りましょう。

今回はこれにて。ありがとうございましたっ!

コメント

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