社会人野球に入るには情弱が圧倒的不利[全落ちした僕が解説]

目標達成

将来は社会人野球でプレーしたいと思ってるけどどうやって入ったらいいんだろう?

スカウトに声かけられるしかないのかな?詳しい入り方や選考の基準があるなら知っておきたい。

こんな疑問にお答えします。

今回は社会人野球の入り方について。

社会人野球にはスカウトに声をかけられる以外にも(最終的にはそうかもですが)方法があり、実力以外に大事になってくる要素が結構あります。

野球がうまいだけではチャンスを逃してしまう可能性があるのです。

僕は社会人野球は全部落ちたのですが、だからこそ言える「もっと早く知っておきたかった…。」ということが割とあったのでそれを記事で詳しく解説していきます。

(大学生目線です。高校生はわかりません)

【社会人野球入るには】 僕が全落ちした流れ

突然ですが、僕は大学に入ってからプロ野球選手を目指していました。

高校ではほぼスタンドでしたが、大学最初のミーティングで感化され「プロ野球選手になったらおもしろいし、俺でもなれるんじゃないか?」と。監督の話し方もうまかったんだと思います。

そこからは常にプロ野球選手を目指しながら練習。

実際に試合で結果も残せて、いい思いはしていたのですが、途中から残念ながら大学では届かなさそうなことを感じ、「それなら社会人野球(企業チーム)で続けよう」と。

クラブチームはその後プロにいけるイメージがなかったので企業チームだけ考えていました。

しかし、どこのチームからも声がかからないまま、僕はケガで大学3年生の1年間は全く投げられませんでした。

なので実際に動き出せたのは4回生の春。


そこからセレクションを受けに行くわけですが、監督に「○○や××の練習参加行きたいんですけど…」と相談すると。

「あ、そこはもう選考終わってるから」

???

そうなの?

ショックでした。受けてダメならまだしも、希望のチームを受けることすらできない

ていうか、なんで俺そういうの今まで知らなかったの?

調べなかった、知らなかった自分に腹が立って、ふがいなくてどうしようもなかったのを覚えています。

でも、僕のチームの監督は本当に進路の面倒を最後まで見てくださる方で、社会人のセレクションは最終4つ受けさせていただきました。

そのうえですべてのチームに落ち、情けないですがそこでモチベーションも切れてしまったのでプロを目指す野球は大学で終わりにすることを決めました。

…。

僕が社会人全落ちするまでの流れはこんな感じなのですが、何が言いたいかというと、社会人野球を目指すとき、情報弱者になったら圧倒的不利&大方の環境では情報弱者になりやすいということです。

チーム内で社会人野球に進んだ経験がない場合などは特にです。

どこにも情報がないですし、情報を仕入れたほうがいいということすらわかりません。

ネットで調べてもあんまりパッとしたものは見つけられません。

監督が動いてくれない場合などは自分で動くしかないですが、そんなときの段取りなんかも誰に聞いたらいいのって話ですよね。

だから、全部落ちながらも社会人に入るための流れを一通り経験した僕が持っている情報はすべて出します。

知らないでチャンスを逃すのは後悔します。

知っていたらどうなっていたかわからないからです。

この記事で僕の情報を入れてもらって、そんな風にならないように、環境に関係なく社会人野球にトライしていくきっかけとして活用していただけたらと思います。

社会人野球に入るには?実力以外のところ

ここからは具体的に社会人野球に入るために「もっと早く知っておきたかった」ことを書いていきます。

[社会人野球に入るには] 決まるタイミング

大学生の場合、社会人野球の選考タイミングは2年生後半~3年生の間が圧倒的に多いです。

そのあたりでスカウトから声がかかるなり、セレクションを受けるなりして選考が行われ、3年生後半から4年生前半あたりで内定が出る形です。

僕のように4回生の前半から選考に参加するのは遅く、名前のあるチームほどその年の新人はすでに取り終わっているケースが多いです。

なのでこのタイミングを逃さないことはまず大切です。

この時期になる前に、動いてくれる監督ならお願いして。動いてくれないなら自分で動くことが必要です。

自分で動くことについては後でもう少し。

[社会人野球に入るには] 練習参加

スカウトから声がかからない場合、自分からそのチームに練習参加(という名のセレクション)を受けに行く必要があります。

自分で売りこみをかけていくのです。

練習参加の形はチームによってそれぞれでしたが、1~2日そのチームの練習に参加して、その中で判断される形が大きな流れだと思います。

割とここだけで判断されるので、たまたまでも、練習参加だけ、いいとこを見せられれば、普段、結果出してなくても普通に通ります。

それくらい大事です。

で、僕は監督が動いてくださったので、監督にお願いしていましたが、動いてくれないチームの人は、これに自分で参加する必要があります。

自分で動く方法としては、そのチームのマネージャーさんに自ら手紙などでコンタクトを取ります。

そして、練習参加したいという旨を伝えるのです。

どうしても監督など指導者を通してというのが一般的なので、面接を挟んだり、いきなり練習参加とはいかないかもしれませんが、行動しないことにはノーチャンスです。熱意と誠意で何とかします

これは僕が実際にやったわけではないのですが、「社会人行きたいならこんな方法もあるよ」と話を聞いたものです。

「そんなことしていいんだ」と思ったので伝えておきます。

正直、僕はオススメはしないのですが、自分のためにはなりふり構ってられない場合があるので。

社会人を視野に入れるなら、大学選択の時点で、動いてくれる指導者なのか、リサーチしておくのは結構大事かと。

[社会人野球に入るには] コネ

身もふたもない言い方になりますが、社会人に入るにあたってコネはめちゃくちゃ大事です。

そのチームとのつながりがあるかどうかで、スタートは横一線でない場合があります。

もし、行きたい社会人が明確にあるなら、そこにコネのある大学に進むのはおおいにアリです。

どこがどことつながりがあるかは、自分でリサーチしてください。


社会人の名簿を見ると、チームによって、特定の大学出身者が多かったりします。

また、コネがないと練習参加を選考にするのが難しかったします。


社会人野球側も、来るもの拒まずだったらキリがないので、つながりがない人は、練習参加はできても本当に練習に参加するだけ。

選考するつもりはないということが結構あります。

他にも、コネがあったから入れたという例は、実は多くて、僕も練習参加では落ちたチームにコネで行けそうな話はあったので、バカにできないです。

[社会人野球に入るには] リーグ戦の結果より能力

これは僕の肌感ですが、リーグ戦の結果より、ポテンシャル的能力の高さの方が、受けはいいです。

リーグによってレベルは違いますが、僕よりリーグ戦の数字は良くないけど150キロ近く投げられるピッチャーが友達にいて、そのピッチャーは確か5、6チームから声かかってました。

練習参加先でもリーグ戦にもあんまり出ていないのに通ったという人もいました。(その人も150キロくらい投げるピッチャー)

リーグ戦の結果は、出たから通るわけではないし、出なくてもチャンスがなくなるわけではありません。

タイトルもあまり関係ないです。


だから、レギュラーしか面倒みてくれないチームでも自分で動く価値はあります。

試合に出ていなくても通る可能性は十分にあるからです。

自分がどれだけ能力持っているかが大事です。結果も能力の一部かもですが、ポテンシャル的な意味で。

ピッチャーだったら球速が1番アドバンテージです。右は特に。

あとガタイは結構見られていると思います。

[社会人野球に入るには] 人間性

これは社会人ならではかもしれませんが、その人の人柄は評価に入ります

企業のチームなので、企業や周りに応援されなくなったらチームは終わりです。

なので、応援されるちゃんとした人間かどうかは見られています。

要は自分のチームに来ても害がない人間なのかということです。
そういう意味で練習参加には練習用ではなく、絶対に公式戦用ユニフォームで行ってください。

面接にスーツ着てくのと同じです。

社会人野球に入るにはそのための努力がある

まとめると

✔社会人野球に入るには↓

・タイミング
→多くのチームの選考期間は3年生のうちまで。そこまでに動いておく

・練習参加
→1~数日そのチームの練習に参加。そこだけで決まる可能性も。監督が動いてもらえなければ選考時期までに自分で行動

・コネ
→あるとないとではえらい違い。行きやすさには直結。社会人志望なら最初からコネのあるチームに行くべき

・リーグ戦の結果より能力
→リーグ戦の結果はあまり受けが良くない。球速やパワーなどポテンシャル的能力を磨くのが近道

・人間性
→応援される人間か、自分のチームに入れても害がないか

です。

以上が僕が知っていることです。

やっぱり社会人野球に入ろうと思ったら、試合に活躍するだけでない部分の行動が必要になってきます。

タイミングや自分のチーム状況を見て動かないといけません。

そんなことも、知らなければ行動しようがないので、この記事が僕みたいな失敗、後悔を減らす助けになれば幸いです。

繰り返しになりますが、行動しなければノーチャンスです。


受け皿は少ないので、身の丈に合っているかなんて考えずに、なりふり構わず早めにどんどんチャレンジしましょう。

上のレベルの野球はきっと今より楽しいと思いますよ!

今回はこれにて。ありがとうございましたっ!

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