
キャプテンになったはいいけど、正直自信ない…。
チームを価値に導くにはどうしたらいいんだろう?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは! たまいひかる(@siawasebaseball)ですっ!
今回お伝えするのは、「リーダーの資質」。
野球には、キャプテンはもちろん、ポジション、マネージャー、それぞれのリーダーが存在していますね。
今回は「チームを価値に導くために、リーダーたちはどうあるべきか」という話をしていきます。
「資質」といっても、決して先天的なものではなく、いまから意識すれば必ず身につけられます。
「おれにはリーダーの資質がないんだ…」と思う必要はありません。
いまから身につければいいのです。
いま、リーダーをやっている人、これからリーダーをやってみたい人はぜひ参考にしてみてくださいっ!
・リーダー、キャプテンに必要な資質を解説
・リーダー、キャプテンの資質を獲得する方法
リーダー、キャプテンに必要な資質とは?

先に結論を書きます!
リーダー、キャプテンに必要な資質とは、「夢を描いて、その方向に集団を強烈に引っ張っていける」ことです。
こんな人が、リーダーにふさわしいです。
要素を詳しく解説していきます。
リーダーは「夢を描く」
先ほどの資質を分解すると、「夢を描く」と「その方向に集団を引っ張っていく」の二つに分けられます。
その一つめの「夢を描く」について。
これは、「目指すところを、明確に思い描ける」と言い換えられます。
いくら、「甲子園で優勝だ!」「神宮にいくぞ!」と口にしていても、それが果たしてどんな状態なのか、理解できていなければ、集団を引っ張っていくことは不可能でしょう。
不可欠な要素といえます。
リーダーは「集団を強烈に引っ張っていける」
二つめの要素は、「集団を強烈に引っ張っていける」です。
これは、どういうことかというと、
「描いた夢」をチーム全員に共有できるかということです。
目指すところを、全員で共有することで、俗にいう「まとまり」や「一丸になる」状態を作れます。
全員に、「甲子園で勝つとはこういうことだ!」と共有させられる。
「共有」ができるかどうかで、「チームを引っ張る」役割をもてるかどうかが決まります。
リーダー、キャプテンの資質を獲得する方法

では、このような資質は、どのように獲得していけばいいのでしょうか??
二つにわけて、考えを解説します。
「夢を描く」は主体性+リアルを知る
「夢を描く」には、大前提として、主体的であることが求められます。
人から言われたことを目指すのはしんどすぎ。
心から求めていない夢で、集団を引っ張っていくのは難しいです。
「監督が言ってるから」目指すなら、チームを引っ張っていくことはできません。
自分が、ワクワクする、「こんなチームにしたい!」というものを、ここでいう夢にしましょう。
ムダに「できないから…」と目標を落とすのはダメですが、人にもらうのではなく、自分で決めてください。
そして、夢を決めたら、それがどんな状態なのかリアルに感じてください。
先にも書きましたが、目指すところがどんな状態なのか、わからなければ、チームに共有できません。
僕の例を挙げると…
僕は、リーダー役には就いていなかったですが、大学時代に神宮を見に行ったことがあります。
「自分が神宮で勝つ」ということはどういう状態なのか、確かめるためです。
・ピッチャーはどんなレベルなのか、バッターはどんなレベルなのか。
自分の基準を合わせていく作業はもちろん。
自分がどんな選手でないといけないのかを確認します。
・試合は、前の試合終了から何分後に始まるのか
・日差しはどの方向から差すのか
・グラウンド入ってからアップまでの流れは?
・応援はどんななのか
・トイレはどこを使っているのか
など、一見どうでも良さそうなところも確認します。
しかし、これも無駄ではなく、「神宮で勝つ」「神宮で試合をする」ということを、よりリアルに案じる作業です。
例えば、神宮ではキャッチボールに入るまえに、チームの写真撮影があります。
もし、これを知らないまま神宮に出てしまったら、「写真撮影あるの?」と動揺するかもしれません。
キャッチボールの時間は実質15分ほどしかないので、そこで時間をかけてしまうと、アップ不足で試合ということも。
結果、「雰囲気にのまれて負けた」「よくわからないうちに負けた」ということが起こり得るのです。
長くなりましたが、自分の中の基準を、目指すところに、徹底的に合わせる。
そのために、細かいところまでリアルに感じる、ということが必要です。
そこまでできて初めて、「共有」に進めると言っていいでしょう。
「共有」は、リアルを伝えてチームの基準を自分が作る
次に、「集団を強烈に引っ張っていける」の部分。
これは、ちょっと難しい部分です。
やりたいのは、自分の基準をチームの基準として浸透させることです。
自分の基準は、目指すところに合わせたという前提ですが。
まずは、それを理解してもらうことが重要です。
「目指すところはこうで、そこにふさわしいチームはこうなんだ。だからみんなでこうしよう」と伝えるのは絶対に必要です。
ここで理解が得られないなら、どんなに頑張っても、夢の共有は失敗する、というかしているでしょう。
ミーティングなどで伝えます。
しかし、理解してもらえても、それだけで浸透させるのはなかなか難しい。
言われて理解しても、それはいまのチームでは普通ではないからです。
そこで、僕らが実際にやったのは、「やれる人でまずやる」ことです。
チーム理念に沿うため、僕らは「全力疾走」を徹底させることを試みました。
しかし、急に言っても、やらない派が多数派のため、浸透は難しいです。
そこで、まず「4回生は全力疾走を徹底する!」、と決めて、4回生を動かす。
全力疾走を実際にしている数をふやします。
そうすると、だんだん素直な下級生が全力疾走するようになり、全力疾走しない方が少数派になっていきます。
こうなれば簡単で、全力疾走が「チームの普通」になるため、やらないやつが浮いて、徹底する方に自然に進んでいきます。
要は、「それが普通」な雰囲気をつくることが共有への近道なのではと考えます。
一人で頑張っても、反対が多数なら、人はそちらに流れます。
なので、最初は物理的に数を増やす。
そうすれば、「理解しているけどやらない」層が徐々に行動してくれる流れができるでしょう。
「共有」のために、このような動きを起こせるのが、リーダーとして鍛えておきたい力であると考えます。
人間は基本的に変化を嫌います。
方針が変わったり、基準が上がったりすることには、間違いなく反発が起きます。
それはあなたのチームにかぎらない、当然のこと。
逆に、そこの層を引き込めたらものすごいチームになります!
なので、へこたれずに頑張りましょう!
【キャプテン必見!】チームを勝ちに導くリーダーの資質とは? まとめ

リーダーは大変な、大変な仕事だと思います。
僕はリーダーではなかったですが、同期のキャプテンやピッチャーリーダーを見ていてそう思います。
でも、うまくできればこんなにおもしろいものもないでしょう。
自分の作りたいチームを先頭にたって作っていけるので。
「夢を描いて、それに向かって集団を強烈に引っ張っていける」
頑張りましょう!
今回はこれにて。ありがとうございましたっ!
【お知らせ】noteを始めました!
突然ですが、先日、もう一つの発信拠点として、noteを始めました!
理由は、Twitterリンクでは、noteの方が読まれやすいから。
ブログと同じ内容にしてもおもしろくないので、
ブログが「ノウハウ」を集めたものなのに対して、
noteは、「感情、思考の記録庫」として進めます。
僕が野球を続けてきた中でもった感情、思考。
ネガティブなものも、ポジティブなものもありましたが、それらをどう消化し、どんな気づき、学びを得たのか。
野球人生の中の悩みも含め、飾らずに書いています。
「野球がおもしろくない」と思ったこと。
「応援されることでこんなに頑張れるのか」と思ったこと。
同じ感情を持つ、あなたのモヤモヤが少しでも軽くなれば、書き手としては万々歳です。
ブログよりサクッと読めて、野球以外にも応用できる話が多くなっています!
随時更新していきますので、noteの方もぜひよろしくお願いします!
コメント