
イマイチ自分に自信がない。弱そうに見えるって言われる…
気持ちで押される気がする…。
こんな悩みを解消します。
先日こんなツイートをしました。
高校生を指導して多かった課題🤔
— たまいひかる⚾幸せな野球バカ (@siawasebaseball) February 2, 2020
・アツさがない
結構賢い学校だったのですが、紅白戦がなんとなく緩い雰囲気
ピッチャーが打たれても「…別に」って感じ(深い意味はない)
「気持ちの強さ」は目には見えないけどプレーに影響する実感はある
もっと食ってかかるようなアツさが僕は好みでした🔥
なぜこんなツイートをしたかというと、僕自身ここで言う「アツさ」、「気迫」の力を実感しているからです。高校3年の夏前、最後のベンチ入り争いのタイミングで。
だから、高校生(結構かしこい学校)に指導させてもらった時、「もったいない」と感じたのです。
この「気迫」がない人は自分の力を出し切れていないかもしれません。
イマイチ自分に自信がない、弱そうに見えるという悩みを抱えているなら、それは解決できます。
理論うんぬんではなく形から。
この記事を読むことで自分の能力を最大発揮する、自分が限界だと思っているラインを超えるヒントが得られます。
・気迫が大切な理由
・気迫を出す方法
自信が気迫の力を実感。気迫のおかげで部員数120人の野球部で最後までベンチ入り争いに食い込む。
野球をするうえで気迫が大切な理由

なぜ野球をするとき、気迫が必要なのか。
それは、野球が「相手と戦うスポーツ」だからです。
乱暴に言えばケンカや戦争と一緒。
生きるか死ぬかの勝負で「クールにやりましょう~」なんて言えないはずです。
ガチガチに、食ってかかる。そんなイメージです。
具体的なメリットも説明したいので、少し自分の体験談を書いていきます。
気迫のおかげで120人のベンチ入り争いに食い込む
これは僕が高校3年生の5月ごろの話。
当時の僕は「気持ちで負けている」、「弱気だ」と言われ、練習試合の成績もパッとしない、控え投手でした。
あと数試合で結果を残さなければプレーヤーとしての高校野球は終わり、という状況。
そんな中、ある試合でコーチの方がいつも通り弱気な僕を見て、「そんなんだったら1球1球声出しながら投げろ!」と言われます。
そのときは真意がわかりませんでしたが、逆らえもしないので、次の回の投球練習では「ウッ!」とリリースの瞬間にうめくように投球。普段とは違うので違和感があり定まらず。
そうすると1塁側ベンチから「もっとだよ!!」とコーチのゲキ。
次の球は、もうなりふり構わず「ウアァッ!!」といった感じ。
これはOKだったらしく、そこから全球「ウアァッ!!」で投げるのですが、そうすると不思議と抑えられるのです。
球威で押せる感じがして、集中もできる。理屈はわかりませんでしたが結果はついてきました。
そこからは全試合吠えながらの投球。
声を出すようになってからは、まっすぐ系が「ウアァッ!!」、スライダーが「ヨイショ―!!」で統一、という致命的なクセが出ていましたが,バレなかったようで。
そのまま数試合抑えて、部員数120人の中、「19」「20」番争いに食い込みます。
結局ベンチ入りは叶いませんでしたが、気迫のおかげで実力以上の力を出せた、もしくは実力を出し切れた。そんな実感がありました。
気迫が実力発揮につながるワケ
そんなわけで気迫の力を実感した僕ですが、これだけで「じゃあ今日から吠えて投げましょう!」というのはさすがに乱暴。
なので、当時はわからなかった、気迫が実力発揮につながる理由を分けて説明していきます。
声を出すこと自体に意味がある
気迫を出す方法の一つ、声を出すことで、筋力的に自分の限界を超えて力が出せます。
ウエイトリフティングなど本当に重いものを持ちあげるときに声を出す、というか出てしまうのは、それが筋力発揮につながるからです。
単純な理由ですが、確かに力の発揮にはつながります。
また、「声を出すこと」を意識すると余計な考えが排除される(セルフ1が静かになる)ため、集中して本来のパフォーマンス発揮ができます。
セルフ1、セルフ2についてはこちらを
球威が上がった感じになる
これは感覚的ですが本当です。
同じ球でも声を出してを気迫を込めたほうが打者が押されます。
理屈はわかりませんが。
アドレナリンが出て戦闘モードに
気迫が出るとアドレナリンが分泌されて戦闘モードに。
血流が増加し、筋力発揮につながります。
クールにいくより、食ってかかった方が強いのも、これで納得できます。
「緊張」なども戦闘モードの一種なのでうまく付き合って味方にするのが吉です。
詳しくはこちらの記事を
野球部が気迫を出す方法

最後に気迫を出す方法を紹介します。
意識すれば必ずできることなので、ぜひ試してみてください。
・全力で吠える
・テンションアップ動画
全力で吠える
僕の体験談にもあった「声を出す」方法です。
ポイントはとにかく全力でやること。
恥ずかしがって中途半端に吠えるのは意味ないですし、かっこわるいです。
どのタイミングで声を出すか決めておくと、声を出すことに意識が向くので、余計な不安がとんで動きやすいです。
(例)投げる瞬間に声。守備時、インパクトの瞬間に声など
「とにかく全力で」、「なりふり構わず」、がコツです。
テンションアップ動画
気持ちを入れるため、戦う動画や、ペップトーク動画を試合前に見るのもオススメ。
僕は戦う系はラグビーのハカ、ペップトーク系は立命館大学アメフト部のミーティングを見ていました。
要は、動画の中の人と気持ちを同調させるのです。
自分も同じような気迫を出せるように、試合前は必ず見ていました。
注意!こんな時は逆効果かも
ここまで「気迫」の重要性を説明してきましたが、気迫が逆効果になってしまうケースがあります。
それは、力みすぎてしまう場合です。
気迫で力は出るのですが、出すぎてしまうのです。
実際僕も、高校でうまくいったリリース時の声は大学では出していません。
デビュー戦で思いっきり力みすぎて、返って良くなかったからです。
しかし、全く無くしたわけではなく、三振をとったり、ピンチを抑えたりしたときは自然に声が出ていました。
バランスを見て、自分に合う形で活用してみてください。
【野球部、気迫のススメ】 まとめ

「気持ちの強さ」などは曖昧なので、できれば使いたくありません。
しかし、目には見えないですが「気迫」には実際にパフォーマンスを上げる力があると実感していたので、今回あえて記事にしました。
「弱気だと言われる」、「何となく自信がない」場合は、あれこれ考えず、今回紹介した気迫を出す方法を実践してみてください。
形から入れば、後から色々ついてきます。
全力で!なりふり構わず!
強く戦いましょう。
今回はこれにて。ありがとうございましたっ!
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