
試合で、いつもエラーから崩れてしまう…。
「カバーしてやろう!」って気持ちで投げてるのに…。
こんな悩みを解消します。
こんにちは! たまいひかる(@siawasebaseball)ですっ!
野球にエラーはつきもの。
しかし、いざ味方がエラーすると、ガックリくるのが人間です。
味方のエラーが出てから、急に打たれたり、コントロールを乱すピッチャーも多いですね。
今回は、そんなエラーが出ても、いつも通りのピッチングをするための、メンタル調整法を紹介
エラーが出てもカバーして勝っていくのがチームです。
ごく簡単なテクニックで、エラーで崩れにくいピッチャーになることができます。
イライラなどはもちろん、「カバーしてやろう!」なんて心掛けも、実は自分を苦しめているかも。
記事で詳しく解説します。
・なぜ、ピッチャーがエラーから崩れてしまうのか
・エラーから崩れなくなるメンタルテクニック
自身がエラーから崩れる経験をよくしていましたが、克服。
その時に実践したテクニックです。
なぜ、ピッチャーがエラーから崩れてしまうのか

なぜ、ピッチャーはエラーから崩れてしまうときがあるのでしょうか。
その原因は、「気持ちのブレにとらわれること」にあります。
味方のエラーが出ると、ピッチャーの中にはいろんな感情が生まれます。
・イライラ
・何してんだ!
・やばい、ランナー出た…
・俺がカバーしないと!
などですね
「カバーしないと!」なんて心掛けも、本来は素晴らしいものなのですが、実は「気持ちのブレ」の中に入ります。
これら「雑念」、「気持ちのブレ」にとらわれるのが、乱れる原因です。
エラーにとらわれる
こんな「雑念」、「気持ちのブレ」に多くの人は気づかないうちに、とらわれてしまっています。
「とらわれる」とは、何かに支配されることをいいます。
この場合、自分のメンタルが、「雑念」、「気持ちのブレ」に支配されてしまうのです。
自分のメンタルが支配されると、本来意識すべきポイントに、意識が向かなくなります。
そうなると、ムダに力んだり、テンポが一定になったり、状況判断まで頭が回らなくなる。
こんな仕組みで、エラーでピッチャーが崩れるという現象は起こっています。
エラーから崩れなくなるメンタルテクニック

では、エラーから崩れないようにするにはどうするか。
それは、崩れる原因になっている「雑念」、「気持ちのブレ」にとらわれること、をなくしていく方向性でおこないます。
たった2つのステップで完成するので、ぜひ練習してみて下さい。
・「気持ちのブレ」に気づく
・行動に集中
気持ちのブレに気づく
まず、「気持ちのブレ」に気づくのが、第一段階。
ここさえできれば、このテクニックは完成したも同然です。
エラーから崩れる人は、この「気づく」ステップがないため、まんまとメンタルを支配されて、崩れていってしまいます。
「気持ちのブレからのとらわれ」は、その「気持ちのブレ」に気づくだけで解除できます。
気づいていないからとらわれるのです。
「イライラしてるなぁ」と気づけたら、そのイライラはコントロール可能になります。
一般的な表現をすると、冷静になるといった感じ。
では、どんな風に気づけばいいのか。
ここは、特別何もなく、ただ気づくだけです。
ただ、何も意識しないと、試合中は特に、気持ちのブレは見逃してしまいがち。
僕は、エラーで崩れやすい、ということを自覚していたので、エラーが出た瞬間、自分の感情をチェックするようにしました。
エラーが出たら、「イライラしてないかな」「カバーしようとか余計なこと考えてないかな」など、すぐ確認。
これをクセにしておけば、すぐ気づけるようになります。
これ自体は難しくないのですが、試合中でアツくなっていると、つい忘れてしまうので、クセづける練習はしたほうがいいかもです。
普段の練習から、ノックや試合形式でエラーが出たら、自分の感情をチェック、意識を向けるということを重ねれば、いざ試合でエラーが出ても忘れずに対応できます。
あと、一つ注意点を挙げると、「気持ちのブレ」の発生を抑えようとはしないでください。
気持ちのブレにとらわれることが悪いのであって、気持ちのブレが出ること自体は、自然な現象です。
気持ちのブレは、出来事に対する感情の「反射」。
暑かったら汗をかくのと同じように、エラーが出たら誰でもイライラしますし、不安にもなります。
それを抑えようとすれば、逆にブレは起きやすくなりますし、追いかけてきます。
緊張についても同じことが言えて、こちらの記事に詳しくまとめてあるので、良かったら。
抑えようとするのではなく、気づいてコントロール下に入れたうえで対応していきましょう。
行動に集中
気持ちのブレに気づいたら、あとは、行動に集中します。
「ミットだけ見て投げよう」、「グローブをまっすぐ前に出そう」など、好きなポイントを一つだけ意識。
気持ちのブレに気づいておくことで、行動を意識しようとしたとき、スムーズに、気持ちのブレは、どいてくれます。
また、セルフ1、セルフ2の記事でも書いた通り、結果目標を意識してしまうと、力みにつながってしまうので、行動を意識。
「絶対抑えないと!」とかはNG。
「カバーしないと!」も結果目標なので、アウトです。
いずれもエラーが出た時に、出てきやすい思考なので注意!
こうすることで、いつも通り投げることができ、エラーによって崩れていくことはなくなります。
【エラーから崩れてしまうピッチャーに届け】 まとめ

エラーで崩れるのは、メンタルに原因があります。
というか、それしかないと思います。
気持ちのブレに気づいて、行動に集中。
エラーから崩れるのは、この2ステップで簡単に解消できる、意外と易しい悩みです。
と、克服した自分は、自信をもって言えます。
練習すれば必ずできるようになります。
チームのミスを、カバーできる、頼もしいピッチャーになってやりましょう!
今回はこれにて。ありがとうございましたっ!
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