
プロ野球選手になりたいけど、「プロ」ってどういう人のことを言うんだろう?
野球がうまくて、お金をもらっている人がプロなのかなぁ?
こんな疑問を解消します。
こんにちは! たまいひかる(@siawasebaseball)ですっ!
今回は「プロ」について考えます。
あなたはプロ野球選手になりたいですか?
僕もずっと目指していました。
野球をやっていれば、一度はあこがれるのが、プロ野球選手でしょう。
そんなプロ野球選手ですが、「じゃあ、プロの定義を説明して」と言われたら困りませんか?
大学のミーティングでこの問いが立った時、僕は困りました。
プロ野球選手を目指していたのに、「プロ」を、明確に定義することができなかったのです。
NPBなどに所属しているのが、立場上はプロ野球選手としての証ですが、「プロ」とはそもそも何なのでしょうか。
今回はそんな「プロ」を深堀り。
自分が目指しているもののイメージが、はっきりしないままでは、「本当に目指しているのか?」なんてことにもなってしまいます。
実は、プロ野球選手ではなくても「プロ」にはなれるし、目指すべきです。
野球がうまいだけが「プロ」ではありません。
記事で詳しく解説します。
・「プロ」の定義とは?
・「プロ」になるには?
「プロ」の定義とは?

さっそくですが、「プロ」の定義ってなんだと思いますか?
僕が思いついたのは、
「その活動を本職としている」
「その活動が、自分の生活の中心になっている」
「その活動に関して、一流である」
などです。
様になっているようで何となくビミョー…。
辞書的な定義を調べてみると、
「その活動で、職業的に生計を立てている」
が「プロ」の定義のようです。
では、お金をもらわない人はどんなに価値ある活動をしていても、「プロ」ではないのでしょうか。
難しいですね…。
色々考えた末、僕がこの「プロ」の話を聞いたミーティングで、最終的にまとまった、「プロ」とは、
・収益団体に属していて、自分が属することで、団体に利益をもたらしている
・その対価として収入を得ている
でした。
これで、なんとか「プロ」全体を説明できるのではないでしょうか?
収入はやはり必要で、収入がないと、生み出した価値をどうしても測ることができないため、定義の中に組み込まれています。
野球に当てはめると…
では、これを、もう少し野球に添わせると、どのような形になるでしょうか。
所属は、収益団体ではないですが、それぞれのチーム、野球部が当てはまります。
お金は生み出せませんが、価値は生み出せるので、所属のチームを疑似的に、上で言う、収益団体とすることもできるでしょう。
「自分が属することで団体に利益をもたらす」には、単純に戦力としての貢献などがイメージできます。
レギュラーで活躍することだけでなく、控えのベンチワーク、マネージャー業なども、もちろん含まれます。
すべて大事な戦力です。
「対価として収入を得る」が一番イメージしにくいですが、学生野球における、この「対価」は「応援」です。
僕らが、外に向けて価値を放出したとき、返ってくるのは応援です。
自分たちのプレーを見てお客さんが喜んでくれる、感動してくれる。
プロ野球選手は、その感動、価値を収入と言う形で得ますが、学生野球にとって、それは応援という形になります。
まとめると、立場がアマチュアでも、「プロ」になるには、
チームに所属して、戦力として活躍し、いかにたくさんの人に応援してもらえるか
を考えていく、ということになりませんか?
これが、まず僕らが目指せる、いや、目指すべき「プロ」だと思うのです。
外にも内にも、価値を生み出している形が、お分かりいただけるでしょう。
今回定義した、「プロ」になるには?

では、この「プロ」になるには、どうすればいいのでしょうか?
方向性は先に書いた通りです。
「チームに所属」と「戦力として貢献」は、ここで改めて説明するまでもないと思うので、簡単に。
今回は、「いかにたくさんの人に応援してもらえるか」の方が、重要度が高いので、少し深堀りしていきます。
・チームに所属
・戦力として貢献
・いかにたくさんの人に応援してもらえるか
チームに所属
まずは、野球チームに入りましょう!
そこからです。
戦力として貢献
先ほども書きましたが、レギュラーで活躍するだけが戦力ではありません。
代打、ベンチワーク、偵察、マネージャー業など、チーム内に対して価値を生み出す、貢献する方法はたくさんあります。
このブログでは、今のところ、技術向上にフォーカスした話が多いですが、それ以外のところも随時加えていこうと考えています。
とりあえず参考になりそうなところを
いかにたくさんの人に応援してもらえるか
この「いかにたくさんの人に応援してもらえるか」は、「プロ」になる上で一番重要だと、僕は思っています。
なぜなら、「ただ野球がうまい人」と、「プロ」の違いはここにあると思うからです。
ファンがついていたらプロ野球選手っぽいですが、ファン0のプロ野球選手なんか「ほんとにプロ?」って感じですよね?
実際、プロ野球の世界でも、ファンをたくさん集められるのがトッププロです。
結果はもちろんですが、その人のプレー、人柄、姿勢にファンがついているのです。
僕らも、これを目指しましょう。
「応援してほしい」という気持ちを伝える
では具体的に応援してもらうにはどうするのか。
ここでは、すぐに始められる方法を、いくつか紹介します。
まずは、「応援してほしい」という気持ちを伝えていくことから始めましょう。
意外と、ここは見落とされがちです。
どんなに魅力的なチーム、選手でも、「応援してほしい!」という気持ちが伝わらなければ、気づかれませんし、本気度も伝わりません。
まずは、伝えるところから。
今はSNSが、誰でも扱えるので、利用して、どんどん広報活動を進めるといいと思います
結果報告 & 感謝の気持ち を忘れない
また、応援してもらえたら、その後もこちらから、結果報告、感謝の連絡を忘れないようにしましょう。
応援してもらったら、しっかり返すのが礼儀です。
そして、こちらからコンタクトしていけば、思っている以上に、応援する側の人にも喜んでもらえます。
そうすると、「また応援してあげよう」と、続けてファンになってくれることも多く、いい関係を築いていくことができます。
お返しに、応援してくれた人の活動を、今度は応援し返すのもvery good!
想像しただけで幸せな関係ですよね。
【「プロ」の定義、説明できますか?】 まとめ

今回は意外と難しかった、「プロ」について、というテーマで書いてきました。
でも、理解すると、僕らでも「プロ」になれるし、なるべきだと思いませんか?
チームの力になっていることを実感する。
たくさんの人に応援されて、活躍を自分のことのように喜んでくれる。
今度は、お返しにその人のことも全力で応援する。
こんなに幸せな野球との付き合い方はないと思います。
すぐに始められるところから始めて、ぜひ、「プロ」野球選手を目指しませんか?
いや、目指しましょう。
今回はこれにて。ありがとうございましたっ!
コメント
[…] プロの定義、説明できますか?【誰でもなれるし、目指すべき】 […]