高校野球と大学野球の違いは、高2の冬までに知っておこう!

目標達成

「そろそろ進路が気になってくるけど、どうやって決めよう…。

野球をやるかどうかも悩んでるし、とりあえず高校野球と大学野球の違いを知っておきたいなあ…。」

1月になり、センター試験、受験関係のイベントが増えてきますね。毎年この季節は自分が受験した時のことをいろいろ思い出します。

結果、勉強しといてめちゃくちゃ良かったと思うので、受験が控えている人はぜひ最後まで頑張り切ってください!

さて、今回はそんな受験に向かう高校3年生の姿を見て、自分の進路(ここでは大学に限ります)についても考えないと…と思っているあなたへ。

進路を選ぶ基準はたくさんあると思いますが、やっぱり野球をやるのかどうかは大きな要素として挙がってきますね。個人的には本格的に進路選びをする高2の冬あたりまでには高校野球と大学野球の違いを知っておいた方がいいかと。

個々の大学がどんな取り組みをしているのかは自分で調べてほしいですが、まず大学野球全体として高校野球とは明らかに変わる部分がいくつかあります。トーナメントからリーグ戦になったり、バットが木製になったりetc…

そんな部分について、僕はあまり知らないまま入学した(結果いいチームだったので良かったですが)ので今回紹介するのを参考にしてもらえればと思います。

※僕にが所属していた環境限定の話があるかもしれないので、その可能性があるときは「僕のリーグでは」など入れておきます。気になる部分については自分でリサーチを。

高校野球と大学野球の違い

[高校野球⇔大学野球] 木製バット

分かりやすいのはこれですね。

僕のチームではメイプルとかホワイトアッシュを使っている人が多かったと思います。

当然金属より重いです。

芯を外したり、タイミングを少しずらすだけで打球の強さが全く変わってくるのでコントロールや投球術で勝つピッチャーも僕のリーグには結構たくさんいました。

とはいえ、打者の技術の平均も高校よりは高くなっていると感じますし、そうやって勝っているピッチャーも質のいいまっすぐといつでもストライクとれる変化球は持っていました。

[高校野球⇔大学野球] ストライクゾーン

基本的に大学の方がストライクゾーンは少し小さいです。

高校でとってもらえていたゾーンがとってもらえないようになり、最初は戸惑いましたがすぐに慣れました。

特に外ですね。

[高校野球⇔大学野球] リーグ戦

大学は基本リーグ戦で、トーナメントと違い、負けても終わらない総当たりです。

一つのリーグは6チームで総当たりが基本です。

順位の決め方は勝率制と勝ち点制があります。

勝率制は単純に勝率の高さ。

勝ち点制はそのチームに対して先に2勝したら勝ち点1ゲット。1勝1敗なら3戦目突入になります。勝ち点の多さで順位が決まります。

Ⅰ部リーグなら大抵、大会期間は毎週土日が連戦、場合によっては3,4連戦もあり得るので、ピッチャーは先発できる選手を各チーム最低2人は用意します。また、そのリーグにおいて中継ぎ担当、抑え担当のピッチャーがいることも珍しくありません。(ベンチ入りは25人)

また、毎シーズンほぼ同じチーム、ほぼ同じ選手と何度も対戦するため、偵察の重要度も高校に比べると高いです。

お互いの情報をお互いが持っている状態で試合をします。

[高校野球⇔大学野球] Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ部リーグ

リーグによって、6チームずつⅠ部、Ⅱ部、Ⅲ部リーグに分かれているところが多いです。

東京六大学や関西学生はⅠ部リーグしかありません。

これは絶対確認したほうがいいです。僕は確認せずに入りました。(僕が入学する前のシーズンでⅡ部からⅠ部に上がっていたのでセーフでしたが…)良い子はマネしないように。

なぜ確認したほうがいいかというと、まあⅠ部の方が強いのは当たり前なのですが、Ⅱ部以下だと全国に出るチャンスがそもそもありません。

Ⅱ部で優勝してⅠ部の入れ替え戦に勝って初めて次のシーズンから全国をかけて戦えます。

また、Ⅱ部の方が待遇がきついです。

球場もあんまりいいところじゃなかったり、平日に平気で試合が入っていたり、試合に時間制限とかあったり、って感じです。

関東の方はⅡ部も注目されてるかもしれませんが、基本的にⅠ部に比べたら寂しい感じになると思います。

そういうのが嫌な人は必ず確認してください。

[高校野球⇔大学野球] 大会

大学野球の大会は春と秋にあります。

あとはリーグごとに新人戦があるでしょうか。

全国(通称神宮)につながるのは春と秋です。

春は優勝すればそのまま全国

秋はリーグ優勝した後、その地域の優勝チーム同士でトーナメントを行い、そこで勝ち抜けば全国です。(東京六大学だけ秋も、リーグ優勝すれば神宮)

春はリーグの数だけ出場チームがあり、数が多いので東京ドームと神宮球場、秋は神宮のみ使って行います。

秋の方がメインな感じがあると思います。

[高校野球⇔大学野球] DH制

リーグ戦はDHありのところがほとんどです。

秋は全国でピッチャーも打つので、優勝した後の地域トーナメントではDHなしが多いかと。

バッティング苦手なピッチャーの皆さん(僕 (^^)/)、投げることだけに集中しましょう。

僕のチームでは野手で毎年グローブを置く決断をする選手がいました。それでもDHや代打で活躍していたので、そんな生き方も大学ならではかなと思います。

[高校野球⇔大学野球] 学生審判

大学では公式戦でも学生審判が立つことがあります。

当然ジャッジの精度はうーんって感じです。

で、そういうのって覆らないんですよね。リクエスト即却下です。

そんな重要ポイントではないかもですが、高校とは明らかに違うとこなので。

[高校野球⇔大学野球] タイトル

大学のリーグ戦、その他の大会では個人タイトルが用意されています。ベストナイン、MVP、新人賞など。

高校にはなかったモチベーションになるかもしれません。

やっぱり、個人タイトルはうれしいです。わかりやすい成果なので。

[高校野球⇔大学野球] 指導者

聞いていると、あんまりちゃんとした指導者がいないチームが結構あります。私立の強豪でもです。

強いから、とか大学だから、良い指導者、専門の指導者がいるとは限りません。

また、人数が多いチームはめちゃ多いので、全然見てもらえない可能性もあります。

そこは必ずしっかり確認するべきです。

今の自分の知識でうまくなり続けられるなら別ですが、どんな指導者に出会うかはあなたの野球にとどまらずその後に大きな影響を及ぼします。

重めに考えていいポイントです。

[高校野球⇔大学野球] 自由度

多くの高校生は大学の方が自由だ、と思っているでしょう。

正解です。

多くは高校より自由でしょう。

バイトもできます。学校に行くか、授業に出るかすら自由です。

拘束される時間は少なくなるので、大学ではそれ以外をどう使うか。人によって差は激しいですね。

[高校野球⇔大学野球] キャンプ

大学野球では、春前と夏にキャンプ(合宿)があるチームが多いです。春と秋のシーズンに向けて、その前に行います。

だいたい1週間くらい。

僕の高校にはキャンプがなかったので新鮮でした。

普段できないチームと試合をしたり、強化練習を行うことが多いと思います。

高校野球と大学野球の違いはあらかじめ知っておこう

進路決めは大事です。

自分が納得がいくように決めないとその後の4年間が死にます。

「思ってたのと違う」ことはどうしてもありますがなるべく減らしたい。

そのためにこの記事を活用していただけたらと。

他にも違うところはありそうなので今後もちょこちょこリライトしていきます。

「こんなのもあるよ!」とか「これはどうなの?」とかあればブログのお問い合わせか、Twitterにてご連絡いただけたら嬉しいです!

では今回はこれで。ありがとうございました!

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